少林寺拳法部に関する15のQ&A
Q1:そもそも少林寺拳法って何？
A1:一言でいえば、「護身術」でしょうか。相手からの様々な攻撃を想定し、それに対する守り、反撃する技を学び、練習していきます。心身共に鍛えることのできる武道です。こちらも読んでみてください
Q2:へえ、思っていたのと違うなぁ。
A2:そうですね。皆さん、少林寺拳法は空中で連続蹴りしたり、瓦割ったり、アクロバティックなものだと思っていますが、あんな映画みたいなことはしません。意外に知られていませんが、日本は香川県発祥の武道です。
Q3:どんな技があるの？
A3:少林寺拳法の技は大きく二種類に分けられます。それぞれ「剛法」と「柔法」と呼ばれ、「剛法」は突き、蹴りなどの打撃系の攻撃に対する技、「柔法」は、腕、袖、襟などをつかんでくるのに対する抜技、逆技、投技です。
Q4:ふうん、それはちょっと興味がわいてきたなぁ。どんな練習をしているの？
A4:普段の練習は、基本練習、全体練習、資格別練習の三部構成です。まず、基本的な動きを確認し、全体練習ではあるテーマに絞った練習をします。資格別練習では、級や段ごとに分かれ、それぞれで技の練習をします。ただし、これだけでは何も分からないと思うので実際の練習を見に来てください。
Q5:練習ってきついの？
A5:そんなことはありません。もちろん体を動かす武道なのである程度の運動はします。ただ、女性だからとか、運動音痴だからとか、体力ないからとかいう理由で練習についてこれないということはないと思います。もちろんやる気があればの話ですが。
Q6:でも、体が小さくて非力な人でも大丈夫なの？
A6：大丈夫です！少林寺拳法の技は最小の力で最大の効果が発揮できるように設計されています。個人個人の体力に合わせ、楽しみながら、容易な技から難易度の高い技へと順を追って練習していきますので安心して修行することができます。それに、護身術なのでそのような人にこそやってもらいたいのです。
Q7:それならちょっとやってみたいな…。体験ってできるの？
A7:もちろんです。ちょっとでも興味がわいたならぜひ体験に来てください。練習のある日(火・木：17:15～20:00at体育館、土：9:30～12:00at武道場)に気軽に来てください。新歓用の練習メニューですので初めての方でも大丈夫です。動きやすい服装で来てくれればOKです。
Q8:やっぱりまだ不安なんだけど、どんな人が入部してるの？
A8:安心してください、ほとんどが未経験者です。男性も女性もいます。現部員は文化系の部では、化学部や吹奏楽部や、帰宅部だった人もいます。運動部では、野球部だったり、剣道部だったり、弓道部だったり様々です。今まで何をやってきたかは関係ありません。もちろん経験者もいるので、彼らから指導をしてもらうこともできます。
Q9:良かった…。どんな雰囲気？
A9:和気あいあいとした楽しい部活です。みんなで毎年夏休みは旅行に行き、冬にはスキー旅行に行ってます。他にも、誰かが飲み会を企画したり、部活以外でも楽しいイベントがあります。
Q10:大学から始めても在学中に黒帯になれるの？せっかくなら、黒帯までなりたいなぁ。
A10:ちゃんと練習に励めば3年生になるまでに黒帯になることができますよ。
Q11:へぇ。ちなみに少林寺拳法って大会はあるの？
A11:「演武」「運用法」の二種類の大会があります。
Q12:「演武」って何？
A12:「演武」とは、様々な技を組み合わせたものを一人、二人組、三人組、団体(6人もしくは8人)などで披露するものです。技のキレや正確さなどの完成度を総合的に点数で評価するものです。もっと知りたい人は、You Tubeで「少林寺拳法 演武」などと検索すると色々な大学の演武が見れると思います。
Q13:じゃあ「運用法」って何？
A13:「運用法」はフェイスガード、サポーターをつけ、一言でいえば「戦う」ものです。ただし、この表現は適切ではなく、どちらかが倒れるまでとかではなく、審判が一本入った、あるいは有効だと判断したらそこでポイントが入ります。また、それだけでなく構えや形、マナーなども評価されます。もちろん安全を最大限に考慮したうえで行われます。
Q14:なるほどね。ちなみに大会は一年にどれくらいあるの？
A14:予定では5月に関東大会、11月に全日本学生大会があります。これが大きいもので、他にも年に二回、目黒大会という地区大会があります。
Q15:わかった。じゃあ最後にこれだけは言いたいというのはある？
A15:はい。何よりも「百聞は一見に如かず」。知られていない武道である分、実際に見たり体を動かしたりしないとその魅力は分かりません。ぜひ体験に来てください。きっといい意味で裏切られると思いますよ！